木更津市沖で発生した地震の被害に遭われた皆様へ心より御見舞い申し上げます

2023年5月11日早朝、千葉県木更津市沖で最大深度5強程度の地震が発生しました。朝になってテレビをつけたところ、たくさんの瓦が落ちていてびっくり。被害を受けられた皆様に対しては、心からお見舞申し上げます。しばらくの間は大変な状況ですが、一日も早く日常が戻ることを願うばかりです。

このブログは主に交通事故に関する情報を書いています。しかし自然災害はが起きると交通事故のリスクも高くなりますので、今回は災害時に交通事故を含めてあらゆるリスクを減らすにはどうすればよいかを書こうと思います。

私自身、自身や台風で被災した経験を持つため、災害後の混乱はよく覚えています。自然災害は発生直後も大変ですが、その後も日常が戻るまで時間が必要です。それまでは混乱した状況が続くので、交通事故等の危険が大きくなり、一人一人がより一層注意する必要があると思います。

あわてて行動しない

「おさない、かけない」

避難訓練の時、こんな言葉を耳にしませんか?災害発生時、非難する時には押さないように、かけないように、という呼びかけです。

災害そのものも怖いのですが、災害後のパニック状態も侮ってはいけません。二次災害ともいえますが、災害発生後の混乱時に起きたアクシデントに巻き込まれて、ケガをしてしまう人もいるからです。

本当に必要な外出か見極める

災害時でも、病院への通院や、日用品の買い物などは、どうしても必要です。これらを否定するつもりはありませんが、災害時には普段と比べて閉店しているお店や通れない道も多く、どうしても混雑しがちです。病院に行く場合でも、普段より時間がかかることも珍しくはないでしょう。

必要な外出であっても、外出の時間等を考えてでかけるなら、事故に巻き込まれるリスクは減ります。

また「近隣の状況はどうか見てこよう」と思う場合にも、注意が必要です。それは本当に必要なことか、それともただの野次馬でしょうか。

もし「被災した人を助けたい」と思う場合には、行動する前に考えてほしいことがあります。今必要なのは何でしょうか。自分のしたい支援と、現地で必要とされている者は、必ずしも同じとは限らないのです。さらに被災した地域で物を調達することはできないので、自分ですべて用意しなくてはいけません。

もしそのエリアに災害ボランティアセンター等が設置されている場合には、そちらのSNS等で情報収集がおすすめです。直接電話をすることは避けましょう。