夏休みを楽しく過ごすために 子どもの事故に気をつけて

 

夏の花がきれいな季節になってきました。子どもたちにとっては、もうすぐ夏休み。楽しみですね。水を差すようですが、楽しいはずの夏休みに事故に巻き込まれてしまう子どもたちもいます。毎年のニュースでは、そんな悲しい報道に胸を痛める人も少なくないでしょう。

でもそんな悲しい思いはしたくないですね。安全で楽しい夏休みにするため、親子でできることと、地域で暮らす周りの大人たちができることを、考えてみたいと思います。

事故を防ぐために親子すること

横断歩道を渡る、標識を守る、左右の安全確認をする、子どもを持つ親御さんであれば日頃から教えていることであっても、子どもたちは夏休みということもあり、気が大きくなってしまうこともあるはずです。

わざとではないとしても、楽しそうなものがあれば、交通ルールなんか忘れて行きたくなるのが子ども。特に小さいうちには、繰り返し交通ルールを確認し、必ず守るように教えましょう。

自転車に乗るときはヘルメットで頭を守ろう

子どもたちが自転車に乗る機会も増えてくると思います。しかし自転車で走行中に事故に遭えば、頭を打って重症になることもあります。もったいないように感じても、ヘルメットは子どもの頭の大きさに合わせて購入することをお勧めします。

夏休みは普段と違い、自転車で普段よりも遠くに出かけることや、自転車で夏期講習や習い事に通う機会も増えるかもしれません。

夏休みを迎えるタイミングで、「安全に自転車で走行すること」についてし話し合って確認し、安全運転をすることや事故に遭わない対策、自分の身を守るにはどうするか、子どもと話し合うこともおすすめです。

周りの大人が出来ること

親子でできることについて書いてきましたが、子どもの事故を防ぐのはその子自身と親が努力する部分もあれば、まわりの大人ができることもあります。同じ地域で暮らすものとして、学校の周りや子どもが多く利用する公園のそばを通る場合、できるだけ徐行してスピードを落として走行することをお勧めします。学校や公園など、子どもたちがよく出入りする場所は、子どもたちが飛び出してくる可能性も少なくないからです。

自動車や自転車で通過する場合、子どもが飛び出してこないか確かめ、普段以上の注意を払うようにすれば、交通事故のリスクを減らすことができます。

さらに、子どもたちの多い時間帯をさけて走行することも、安全に過ごすための一つの方法かもしれません。